我が家では少しだけ祖母を介護していましたが、それでも当時の状況を家族と語り合うと、みんなとても疲れた表情になります。それだけ介護というのは、家族に重くのしかかる問題だと思います。 私の祖母は、痴呆症になる前はとてもきれい好きで、いつも清潔にしていました。しかし痴呆症が進んでいくうちに、なぜか洗髪をすることをとても嫌がるようになりました。一応、お風呂は2〜3日に1度、入っていましたが、 それでも洗髪だけはずっと拒否していました。理由を聞いても話してくれません。介護のサービスを利用して、なんとかしょうと思いましたが、祖母は完全に拒否します。 結局、夏が来てしまって、それまで2ヶ月くらい頭を洗わずに過ごしていましたが、あまりの悪臭に家族みんなが困ってしまい、半ば強制的に頭を洗いました。祖母は「私をどうするつもりや!」とか「殺す気か!」と叫んでいました。昔の祖母の姿と比べると、まるで別人です。本当に恐ろしい雰囲気でした。 たかが洗髪するだけでも、このあり様です。 他に食事・お風呂・トイレなど、いろんな思い出がありますが、 本当に暗い思い出話になってしまいます。